第2章 波紋のある風景

2―0 水面

2006/9/12
by 波仙人

水面に映った風景のように心の風景も映し出している。 人の心は水面に浮いた木の葉のようなものだ。そして人の出した波紋に揺れている木の葉のような物だ。 そしてその木の葉は、私であり、あなたでもある。お互いに出した波紋に揺れ動かされている。 前後、左右にゆらりゆらりと大きな波やら小さな波やら、その中に揺り動かされている。 人は、誰でも木の葉のようなものであり、この波にうまく乗れるかが重要である。 しかし的確に波を捉えてことが、出来れば成功をこの手に掴むことが可能になる。 それを出来る人は、さほど多くないのだ。ほとんどの人がそれに気が付いていないのだ。 ただ木の葉のように揺れているだけであり、その波にただ驚くばかりである。 それどころかその波にあおりを喰らって、ただおろおろするだけに過ぎないのだ。 あなたは、どちらのタイプに当てはまるだろううか?。よく自分自身を見つめるべきでではないか?。 時には人は立ち止まり、自分お姿を水面に映し、確認を取るようにしなければならないのだ。 波に乗っているか?、それとも揺れているだけかを‥。  水面に映った相手の心と動きを見通せば対応出来るようになる。 そして成功する鍵も水面に映し出されているのである。 それをうまく利用することが大事せある。そして多くの人達は、全くその事に気が付いていないものだ。 これが運命の分かれ道にとなるのだ。それほど重要な事になるのだ。 木の葉で終わるかそれとも波をあやつるかは、その人自身にあると言えるだろう。 あなたならこの波紋のある風景をどう見るだろうか?。どのように活用していくのだろうか?。 その答は、自分自身で探すことになる。 inserted by FC2 system