波紋第1章 波紋を知る

1―2 波紋の見方

1―2―2 波紋の要素

2006/10/15
by 波仙人

波紋の種類と似ているかもしれないが、ここでは波紋の要素を見ていくことにしよう。 種類と同様に「善意の要素」と「悪の要素」の二つに分けることが、出来る。 ここでは、人の行為から見てこの二つの要素になるのだ。 種類との違いは、波紋の表面から見たものが、種類であり、内容からみたものを要素とここでは言うのである。 つまり波紋が及ぼすことで善意なものになるか、それとも悪意のものになるかである。 人自身にどのような影響がでるかについである。 要素と種類の違いを更に深く掘り下げていこう。  まず始めに「善意の要素」から見ていくことにしよう。一言に悪の要素と言っても色々ある。 大別するとその人自身の悪意によるものであり、悪行ということになる。 他の要素としては、噂によるものである。悪行によものについては、巧妙で分かりにくいものである。 その上日常生活をしているなかでは、目立たないものである。 悪行をしている人の表面にはなかなかでてこないものである。 一見として分かりにくいものである。また被害を受けた人でなければ判らないものである。 やはり表面化しにくいものである。だが、この悪行の波紋は非常に早く広くひろまるものである。 「悪事千里を走るということである。その為にも情報を集めておかなければならいものである。 それを元に対策を取るようにしなければならないのである。そして出来る限り近づかないようにしなければならない。 更に注意するのは、「蛇の道はへび」という諺もあるように、もっと悪いやつらを引き付ける結果になるからである。  もう一つは悪い噂という事である。噂には、本当のものと嘘のものがあるが、本当のものは、悪行に含まれる。 それでは、嘘の噂についての説明をする。これは、本当に迷惑なものである。 しかも噂を流された本人とは、全く無関係なものである。全く持って厄介というべきである。 本人とは、知らずに出えいるもので、たいへんな事になっていることが、多いようである。 やはり周囲を注意してよく見ていればそれなりに分かることある。それで誰かがしらせてくれるものである。 これに対しては法を用いて対応するしか、手段は無く、これ以外に手はないのである。 当局を使えばすぐにデマとしてかたづける事が出来る。  「善意の要素」としては、人を助ける行為であり、ボランティア活動がより近いかもしれない。だが、この行為は非常に伝わりにくく、あまり目立つことはないものである。 仕事でこの行為を有効に使えば有意義なことはない。人々が集まり、そして口コミで広まっていくものである。人を喜ばせる仕事とは、ごく自然に人から人へと話されるものである。この波紋により人脈を形成していくことになる。これがいずれは、金脈となり、更なる商売へとつながるものである。やはり出来る限り善の行為を心がけなければならないものである。たとえ偽りの悪い噂がたっても、その噂は人から信用されることない。この善意の 行為によって自分自身を守ることになり、極めて重要なことである。やはり日ごろからの行為を正さなければいけないとゆうことを指しているのだ。善の行為は悪を遠ざけることになるのだ。

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