波紋第1章 波紋を知る

1―2 波紋の見方

1―2―1 波紋の種類

2006/9/17
by 波仙人

もともと波紋自体には、種類等は存在しないものである。 あえて分けると自然災害と人の行為によるものがある。 トラブルにも人の行為か自然によるものに区別される。 だから詳細を見なければ判断が付かないものが在る。 自然災害については、予期が難しく、そして避けるのも困難であろう。 トラブルにおいても偶発的なものについては、やはり自然災害同様に避けがたいと言えるだろう。  しかし人為的なものについては、「善意」と「悪意」に分けられる。 善意のものから取り上げてみたい。この善意であれば、人からは、好まれるだけではなく、トラブルからも事前に避けられるようになる。 だが、ランダムに狙ったものに関しては、例外である。波紋は思わぬ所まで広がる。 本人の意思と反するものであり、善意を悪用するものが出てくる。 しかし悪用した場合は、長続きはしないものである。 すぐに露見してしまうものである。  それに比べて悪意によるものはどうであろうか?。 やはり善意同様に本人の意思と逆の反応が出てくる。 それどころか、比較にならなない悪い波紋を引き寄せてしまうものである。 そしてその波紋によって押しつぶされてしまうことになる。 その結果、自らの命を失うことになりかねないのである。 身から出た錆と言えばそれまでであるが、取り返しのつかない事態に陥ってしまうことになる。 分かりやすく言えば、末期の病気ですでに助かるある診こみのない状態にある人と同じ事になる。 そうなったら唯一の助けの医者からさじを投げられてしなうことになる。 どうすることも出来ずに、ただ死を待つのみになってしまう。 それと似ているのだ。しかも病気で死ぬわけではないのだ。 どうやっても助かることは無く、むなしくそのときを来るのただ待っているだけである。 どうしょうもなくお手あげになってしまうものである。 普通の生活をしていれば、その巨大な力とぶっかる事はない。 いったんぶつかれば跡形も無く消え去るのみである。 このことでも分かるように、けして悪いことは、してはいけないと言えるだろう。 悪の波紋を出しては、いけないことが理解できるであろう。 inserted by FC2 system